図はhttps://plaza.rakuten.co.jp/ayanobuhiro/diary/200512200001/?scid=wi_blg_amp_diary_nextから
20分おきに一口の水分補給
これが手洗いよりも有効!だと考えられます。
冬場は汗を夏に比べてかかないので、水分補給を忘れがちですが、外気が乾燥しているので、外気と接している喉、鼻、気管を守らなければなりません!PDFファイル
『玉置淳先生に聞く ウイルス・雑菌と戦う身体のひみつ、「線毛運動」のチカラとしくみ』
からの引用(動画等加筆してます)。
■
一般に風邪やインフルエンザのウイルスは、鼻や口からのどを通って体内に侵入、増殖します。
これらのウイルスへの感染を防ぐためにヒトの身体に備わっている自浄システム、それが「線毛運動」です。
https://youtu.be/vPp6ukhIRKo
気管上皮の線毛
https://youtu.be/f4CmTvCbBbs
鼻粘膜の線毛運動
https://youtu.be/YgHDfcmoQXk
痰の性状①痰と粘液線毛輸送系
鼻からのどまで続く粘膜には、「線毛」とよばれる直径1.000分の1ミリの毛が隙間なく生えています。
この線毛の動きに、ウイルスへの感染を防ぐ秘密が隠されています。
■徹底解析!「線毛運動」のメカニズム>●小刻みに動いてウイルス・雑菌を排出
線毛は1秒間に15~17回程度の速さで小刻みに動いています。この動きが線毛運動で、鼻やのどの表面にある粘液に流れを生み出します。
体内に入ったウイルスや雑菌は、粘液の流れに取り込まれ、せきやたんと共に体外へ排出されたり、唾液と一緒に体内に飲み込まれ胃液で分解されます。
線毛運動が正常であれば、ウイルスや雑菌は、のどの粘膜細胞に付着、増殖する前に体外へ速やかに排出
されるので、感染リスクを低く保つことができます。
一方、線毛運動がなんらかの要因で低下してしまうと、ウイルスや雑菌が体内へ侵入しやすくなり、インフルエンザなどに感染しやすくなってしまいます。
●新たな線毛が生えるまで約3週間~1ヶ月
実際にインフルエンザなどに感染すると、最悪の場合線毛細胞はすべて死滅。
新たに再生するまで、約3週間から 1ヶ月かかります。
左が正常。右が線毛が死滅した状態
「ちょっとよくなったかな」「治ったかな」と思っていても、線毛運動が回復していないこの期間は、用心することが必要です。
一度治ったと思っても、すぐまた風邪をひいたりすることがありますが、これも線毛細胞がすぐには再生しきれず、ウイルスや雑菌が体内に侵入しやすくなっていることと関係があるともいえま
す。
●線毛運動のピークは0歳
線毛運動が最も活発なのは0歳。
つまり、年を重ねるごとに線毛の活動能力は低下していきます。
よく「お年寄りは風邪を引きやすく、長引く」と言いますが、これは加齢による線毛運動の低下も一因なのです。以上引用終わり。
最後の部分で、若年者に感染が少なく年寄りに多いかの理由がわかりますね。
体内水分が不足すると線毛細胞にウイルスが付着、死滅へと結び付きます。!すると、様々な日より見感染も発生。
肺炎へと繋がると考えられます。
以下Wikipediaより。
日和見感染(ひよりみかんせん、英語: opportunistic infection)は、健康な動物では感染症を起こさない病原体(弱毒微生物・非病原微生物・平素無害菌などと呼ばれる)が原因で、発症する感染症である。
これで、サイトカインストームが起きると死亡確定ですね。